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サルどこシステムの概要
サルどこシステムの紹介をします。
野中健一(中山間地域研究センター2005.2.19月発表をもとに作成)
システムの概要

サルの発見と情報の発信

情報の利用

Googleマップによる表示

システムの評価
システムの評価
このシステムにより

@不特定に移動するサルの群れ位置情報を簡便に発信し、データを共有すること
A猿害情報の集積を行い、時系列等で整理して地図上に表示し、分析に供すること

が可能となりました。

この活動を通して、距離的に離れ、行政に対して被害感情ばかりが募りがちだった方々が、同じサルの問題を共有することにより孤立から連帯へとネットワークの形成を図りつつあります。

GISを利用したこのシステムは、環境情報の「発見」「発信」「共有」そして「問題解決」というプロセス的思考を具現化するシステム、そして人々が参加し,コミュニケーションを作り出し、共通する問題意識によって解決するという地域社会アシストシステムとしての人々の主体的な参加を促すモデルを示すものと考えます。

今後,このような情報の共有をもつことによって、サルの群れの分布、移動状況、被害状況から猿害ハザードマップを作成し、将来的には予測につなげることをめざします。

集積したデータから行政が関与すべきこと、地域住民が行うべきことを明確化し、被害に苦しむ住民に「安心」と「責任」を提供することが可能となると期待されます。

次のステップでは,このシステムを住民に普及させていくこと,行政でもとくに市町村レベルで有効に使えるようにすることを考えていきます。

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